ミドリのひとりごと

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<<   作成日時 : 2017/07/07 04:00   >>

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小学校高学年の頃だった。
テレビで美しい人を見た。
知的で話し方が上品で、ひとめで憧れの人となった。

大きくなってその方にお会いする機会があり、心が躍った。
ただ、最初の出会いの場所を思い出せない。
さほどに緊張していたのかもしれない。

「あの人とこうしてお話ししている自分」が信じられなかった。

意外なことに、タカラヅカファンだと分かった。

友人のいとこや、お隣のお嬢さんがタカラジェンヌになった関係で、私も観る機会が多くなり、
その方と何度かご一緒した。


一週間くらい前、久々にその方に手紙を書いた。
そしてきょう、ご子息からメールが入り、一瞬 「まさか」。
そのまさかが本当だった。
昨日、逝去されたという。享年86歳。

下重暁子さんに、お聞き及びでしょうけど、と電話を入れるとご主人が出られた。

「今ね、野際陽子さんのご自宅にうかがっているんですよ。伝えておきますね、ありがとう」

夜、暁子さまから電話があった。

「ご連絡ありがとう。とにかく、気になりながらもなかなか弔問に伺えなくて。ようやく行けたの。お嬢さんとマネージャーが待っててくださったのよ」

野際さんと暁子さまはNHK同期のアナウンサー。

入社後すぐに名古屋へ赴任し、寮で一緒に一年間過ごしたという。

そして、きょうの訃報の話になった。

「とにかく、ミスNHKという人は、後にも先にも、あの人しかいないわね。萩野子爵のお嬢さんなの。知ってた?岩城宏之さんのお別れ会で司会をされたのだけど、いや、本当に素晴らしかった…。野際さんは女優になりたくてNHKに入った。私は物書きになりたくてNHKに入った。本当なのよ。でも、あの方は違う。本当にプロのアナウンサーだったわね」

10日、お通夜にご一緒することになった。

もっともっとお話ししたかった憧れの方、後藤美代子さん。

       どうか安らかにお眠りください。











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